遠隔学習指導レポート 第1回 高校3年
2020.05.27
4月14日(火)の新年度1学期開始と同時に始まった本校の「遠隔学習指導」。
生徒・教員双方のICTリテラシ―を少しずつ高めながら、Office365の諸機能を用いて3段階のステップを踏んで進めて参りましたが、開始から1ヶ月以上が経ち、その内容はかなり充実したものになりました。
▼(参考)保護者向けに配信した文書
「インターネットを介した遠隔学習指導について」(4月14日)
「休校措置延長後の遠隔学習指導について」(5月7日)
「遠隔学習指導」のコンテンツは、中1から高3までそれぞれの学年に応じた内容にするため、担当教員の創意工夫やアイデアが随所に盛り込まれており、実に多種多彩です。
今日から学年ごとの「遠隔学習指導」の様子を紹介していきます。
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まずは受験学年である高校3年の取り組みから紹介します。
さすがに受験学年だけあって充実したラインナップです。
高3・高2は、すでにiPadを全員に持たせていましたので、比較的スムーズに「遠隔学習」をはじめることができました。
数学科では、通常の授業以外に受験に役立つ文理共通の「ワンポイント講座」も設置されています。
授業の多くは「非同期(オンデマンド)双方向型」で実施されています。
▼生物
▼地学
体育の授業では配信された動画を見てトレーニングをし、それを撮った動画を提出することで双方向性が担保されています。
少人数の選択授業などでは「同期(オンライン/ライブ)双方向型」の授業も行われています。
▼生物
また、高3では、Teamsを用いたこまめな個人面談、少人数HRを実施しています。
担任の先生方からはこんな感想が聞かれました。
「じっくり生徒一人ひとりと話すことができてとても良かったです。全員が全員、大学受験に向けた真剣な話し合いになりました。」
「皆を安心させるつもりで担任からコミュニケーションをと考えていましたが、逆に皆に安心させられた感じがしました。」
その他、様々な授業の様子です。
高3の生徒からは「知っている先生の声が聞ける映像授業に励まされる」との感想がありました。
遠隔学習指導レポートは以上です。
第2回をお楽しみに!
※一部の画像は加工処理しています